【9月13日 AFP】ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が12日、米国のプロボクサー、ロイ・ジョーンズJr(Roy Jones Jr)にロシア市民権を与えた。

 クレムリン(Kremlin、露大統領府)はこの日、8月にクリミア(Crimea)半島でプーチンと大統領と紅茶を挟んで面会していたジョーンズに対し市民権を授与した。

 46歳のジョーンズはこれまでに4階級で世界王座を獲得し、その後はミュージシャンや俳優としても活動している。

 大統領の面会でジョーンズは、ロシアを愛しており、市民権を獲得することでより頻繁に同国を訪れやすくなると話していた。

 大統領はこれに対し、同選手が人生の「重要な一部」をロシアでの活動にささげるならば、喜んでその要求に応えると応じていた。

 ロシアでジョーンズのプロモーターを務めている人物によると、ジョーンズは米国の市民権を破棄することはないという。(c)AFP