【9月5日 AFP】来週末イタリア・セリエAで行われるインテル(Inter Milan)とACミラン(AC Milan)のダービーを前に、マリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)の登場を待ち望んでいるファンも少なくないだろうが、ACミランのシニシャ・ミハイロビッチ(Sinisa Mihajlovic)監督は「体重オーバー」を理由に、起用の決断を保留している。

 1シーズンの期限付きでACミランに戻ったバロテッリは、代表ウイークの3日に行われた3部マントヴァFC(Mantova FC)との親善試合でロングシュートを決めるなど、ゴール勘がにぶっていないことを証明したが、指揮官はフル出場にはほど遠いと考えているようだ。

 ミハイロビッチ監督は、伊紙ガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)に対し「(バロテッリは)しばらくプレーしていなかったから、改善点がたくさんある」と語ると、「よく練習しているし、体力テストの結果もまあまあだが、3キロ重いんだ。彼にはダイエットをしてもらっていて、準備ができたら出場させる」と話した。

 一方で、アドリアーノ・ガッリアーニ(Adriano Galliani)最高経営責任者(CEO)は、バロテッリのゴールに「わくわく」させられたとして、好意的な印象を持っているようだ。

「彼のコンディションは上がっているし、身体的に良い状態だ。ボールを保持しているときも、やりたいことができているように見える。あの得点が、今シーズンの吉兆を示していることを願おう」

「ああいうゴールを見ると、わくわくするよ」

(c)AFP