【9月2日 AFP】韓国は2日、北朝鮮と韓国の軍事衝突を回避するために先週行われた南北高官による会談中に、北朝鮮が南北軍事境界線を越えて韓国側に無人偵察機とみられる機体を飛ばしていたとして非難した。

 韓国軍合同参謀本部(Joint Chiefs of StaffJCS)によると、南北軍事境界線沿いの非武装地帯(DMZ)で8月22日、飛行していた無人機とみられる機体をレーダーが探知した。JCS報道担当官はAFPに「(機体は)DMZの南端辺りを飛行していた。迎撃には失敗した」と語った。

 聯合(Yonhap)ニュースによると、無人機は軍事境界線沿いの韓国軍の軍事態勢を偵察することが目的だったとみられる。(c)AFP