【9月3日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)は2日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第23シードのヴィーナス・ウィリアムス(Venus Williams、米国)は6-3、6-7、6-2でイリーナ・ファルコーニ(Irina Falconi、米国)に勝利し、3回戦に進出した。

 この結果、ヴィーナスは次戦で第12シードのベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)と激突することになった。

 ベンチッチは先月のロジャーズ・カップ(Rogers Cup 2015)準決勝で、セレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)から勝利を収め、大会制覇も果たしている。

 ベンチッチが15歳でツアー初出場を果たしたBNPパリバ・ルクセンブルク・オープン(BNP Paribas Luxembourg Open 2012)で初めて対戦して以来、ヴィーナスは過去の直接対決で1セットも許さず、ここまで3戦全勝としている。

 ヴィーナスはベンチッチについて、「彼女は決断力と集中力に優れた選手です」と評価している。

「彼女はそれを生かすことが上手でした。そして、彼女が大きな成長を遂げていることは明らかです」

「現在は勢いに乗っているようですし、ショットも絶好調で、自信にあふれているのでしょう」

 対するベンチッチは、四大大会(グランドスラム)のシングルス通算7勝を誇るヴィーナスと対戦することについて、「すごく面白い試合になりそうです」と語った。

「彼女は素晴らしい選手です。打球がとても鋭く、かなり苦戦させられそうですが、やってみないとわかりません」

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