【9月1日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)は31日、男子シングルス1回戦が行われ、今大会をもって引退することを表明しているマーディー・フィッシュ(Mardy Fish、米国)は、6-7、6-3、6-1、6-3でマルコ・チェッキナート(Marco Cecchinato、イタリア)に勝利し、お別れのスピーチは少なくとも数日間先延ばしにされた。

 33歳のフィッシュは、不安障害と心疾患に苦しめられながら、キャリアを歩んできた選手。

 米国男子は、アンディ・ロディック(Andy Roddick)氏が2003年に全米オープンを制して以降、四大大会(グランドスラム)のタイトルから見放されており、ピート・サンプラス(Pete Sampras)氏、アンドレ・アガシ(Andre Agassi)氏といった世代が引退してから、年間ランキングでトップ10に入ったのは、2011年のフィッシュだけだった。

 現在の米国男子ナンバーワンは、世界ランク13位のジョン・イズナー(John Isner)となっている。(c)AFP