【8月31日 AFP】イエメン北部で30日、サウジアラビア主導の連合軍が工場を空爆し、民間人17人とイスラム教シーア派(Shiite)系の反政府武装勢力「フーシ派(Huthis)」のメンバー14人が死亡した。医療関係者と目撃者が明らかにした。

 空爆はサウジアラビアと国境を接するハッジャ(Hajja)州の水の瓶詰め工場を標的にしたもので、医療関係者によると、病院に運ばれた遺体の大半は黒焦げになっていた。

 イエメン北部では30日、フーシ派の拠点に対する空爆が少なくとも12回行われた。目撃者によると、うち4回は中部バイダ(Baida)州で行われた。また、サヌア(Sanaa)の南方のフーシ派拠点も標的となった。(c)AFP