【8月28日 AFP】女子テニス、コネティカット・オープン(Connecticut Open 2015)は27日、シングルス準々決勝が行われ、大会第2シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)と第3シードのカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)が準決勝で対戦することが決まった。

 前回大会覇者で2度の優勝を誇るクビトバは、第7シードのアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)を相手に、第1セットは3-5とリードを奪われたものの、そこから巻き返し7-5、6-4で勝利を決めた。

 一方、大会通算4勝のボズニアツキは、ブレークを奪われながらもその後の13ゲームのうち11ゲームを奪い、6-3、6-0でキャロリン・ガルシア(Caroline Garcia、フランス)に圧勝を飾った。

 26日に行われた2回戦で3度のマッチポイントをしのいで勝利していたボズニアツキとしては、一息つくことのできる歓迎すべき快勝劇となった。しかし、31日に開幕する今季四大大会(グランドスラム)最終戦の全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2015)を控え、ともに勢いをつけたい両者による準決勝は厳しい一戦になると見込まれている。

 ラッキールーザーとして出場しているレシヤ・ツレンコ(Lesia Tsurenko、ウクライナ)は、その幸運を最大限に生かし、第5シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)を6-2、6-2で下し、4強入りを果たしている。ツレンコは、第1シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)が大会前に故障で棄権したため出場権を手にしていた。

 2回戦でもチェコのバーバラ・ストリコバ(Barbora Strycova)を下しているツレンコは、準決勝で第4シードのルーシー・サファロバ(Lucie Safarova、チェコ)と対戦する。サファロバは、6-7、6-4、7-5でドミニカ・チブルコバ(Dominika Cibulkova、スロバキア)を下してベスト4に入っている。(c)AFP