【8月27日 AFP】女子テニス、コネティカット・オープン(Connecticut Open 2015)は26日、シングルス2回戦が行われ、大会第3シードのカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)は6-4、6-7、7-6でロベルタ・ビンチ(Roberta Vinci、イタリア)との激闘を制し、準々決勝へ駒を進めた。

 ボズニアツキは、タイブレークにもつれた第3セットで相手のマッチポイントを3度しのぎ、エール大学(Yale University)で開催されている全米オープン(The US Open Tennis Championships 2015)の前哨戦で出場8回目にして通算7度目の8強入りを果たした。

「ただ必死に戦い続けました」と振り返ったボズニアツキは、「勝利はどちらに転んでもおかしくなかったけど、ありがたいことに私の方にきてくれました」とコメントした。

 ボズニアツキの次戦の相手は、25日にマグダレナ・リバリコワ(Magdalena Rybarikova、スロバキア)を下して8強入りを決めたキャロリン・ガルシア(Caroline Garcia、フランス)となっている。

 一方、前回覇者で第2シードのペトラ・クビトバ(Petra Kvitova、チェコ)は、準々決勝で第7シードのアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)と激突する。

 クビトバが4-6、6-1、6-2で米国のマディソン・キーズ(Madison Keys)に逆転勝ちした一方で、ラドワンスカは6-4、6-2でフランスのアリーゼ・コルネ(Alize Cornet)を下している。

 第5シードのカロリーナ・プリスコバ(Karolina Pliskova、チェコ)は、第1セットで苦戦を強いられながらも6-4、6-1でウクライナのオルガ・サウチュック(Olga Savchuk)を退けた。プリスコバは次戦、第1シードのシモナ・ハレプ(Simona Halep、ルーマニア)が大会前に故障で棄権したため出場権を獲得したレシヤ・ツレンコ(Lesia Tsurenko、ウクライナ)と対戦する。ツレンコは、前日の2回戦でバーバラ・ストリコバ(Barbora Strycova、チェコ)に勝利し、準々決勝へ進出した。

 準々決勝の残り一試合は、第4シードのルーシー・サファロバ(Lucie Safarova、チェコ)対ドミニカ・チブルコバ(Dominika Cibulkova、スロバキア)の組み合わせとなっている。(c)AFP