【8月13日 AFP】米軍は12日、トルコの基地に配備された戦闘機により、シリアのイスラム過激派組織「イスラム国(Islamic StateIS)」の標的に対する初めての空爆を行った。米国防総省が発表した。

 米軍は先週、シリアのISの標的に対して無人機による空爆を1回行っていたが、今回はトルコのインジルリク空軍基地(Incirlik Air Base)から有人戦闘機が出撃して行った初の攻撃となった。

 同基地はトルコ南部アダナ(Adana)県インジルリク郊外にあり、米軍戦闘機はこの基地を利用することにより、中東のさらに遠い基地に比べてシリア北部への飛行距離を大幅に短縮できる。(c)AFP