【8月2日 AFP】(一部更新)昨年3月に消息を絶ったマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH370便と同じボーイング(Boeing)777型機の翼の一部が見つかったインド洋(Indian Ocean)のフランス海外県レユニオン(Reunion)島で1日、複数の「金属片」が発見された。捜査筋に近い関係者が2日、語った。

 調査当局者は金属片を調査しているが、これらが航空機の機体の一部であるということを示す証拠は現時点では見つかっていないという。

 現場のAFPカメラマンは、一部が革のようなもので覆われたハンドルのような物体を回収する様子を目撃した。また、2日朝には男性が70センチほどの物体を警察に届け出た。男性はこれを航空機の扉の一部だと推測したという。

 7月29日に発見された翼の一部はボーイング777型機のものであることが確認され、MH370便がインド洋に墜落したことを示す最初の証拠となる可能性が高くなった。これまで海上で行方不明になった同型機は、MH370便だけだ。(c)AFP