【7月27日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は26日、アルゼンチン代表GKのセルヒオ・ロメロ(Sergio Romero)と3年契約を結んだと発表した。

 28歳のロメロは、ユナイテッドのセカンドチームでの試合を拒否したとされ、放出されることになっているビクトル・バルデス(Victor Valdes)の後任を務める。

 ロメロはクラブの公式ウェブサイトに対し、「世界最大のクラブでプレーする夢がかなう。ルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督は素晴らしい指揮官で、キャリアの中の新たな、エキサイティングな挑戦を始めることが待ちきれない」とコメントしている。

 ロメロは2007年にアルゼンチン1部のラシン・クラブ(Racing Club)でシニアチームでのデビューを飾った。その後、代表チームにも招集され、準優勝したW杯ブラジル大会(2014 World Cup)でプレーした。

 ロメロはすでに、オランダ・エールディビジのAZアルクマール(AZ Alkmaar)時代にファン・ハール監督の指導を受けた経験を持っている。

 指揮官はロメロについて、「AZアルクマール時代は若いGKだった彼がマンチェスター・ユナイテッドに加入したことは本当にうれしい。チームにとって素晴らしい補強となるだろう。再び仕事をすることを楽しみにしている」と語っている。(c)AFP