マキロイが足首の靱帯断裂、全英欠場の可能性が浮上
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【7月7日 AFP】男子ゴルフの第144回全英オープン(The 144th Open Championship)で連覇を目指すロリー・マキロイ(Rory McIlroy、北アイルランド)が6日、左足首の靱帯を断裂したことを明らかにした。
マキロイは自身のツイッター(Twitter)で、「4日に友人とサッカーをしていて、左足首の靱帯を完全断裂し、それに伴い関節包も損傷してしまった」と投稿している。
「引き続きけがの程度を見守りながら、治療方法を模索している。すでにリハビリも始めた。できる限り早く復活できるよう、懸命に努力している」
マキロイはまた、ギプスで足を固定し、松葉づえをついた姿をインスタグラム(Instagram)に投稿している。
その後、マキロイの広報担当者は、今回のけがにより同選手がセントアンドリュース(St. Andrews)で16日に開幕する全英オープンを欠場する可能性については、まだ定かではないとしている。
26歳のマキロイは、英ガレーン(Gullane)で9日から行われるスコティッシュ・オープン(2015 Aberdeen Asset Management Scottish Open)で全英に備える予定だったが、欠場する可能性が高いとみられている。
昨年7月にホイレイク(Hoylake)で行われた全英を制したマキロイは、続けて第96回全米プロゴルフ選手権(2014 PGA Championship)でも優勝を果たし、メジャー通算4勝目を挙げていた。
マキロイは復帰までの詳細については明らかにしていないが、同じようなけがの場合、完治までには数週間かかるとされ、最悪のケースでは数か月、さらには手術が必要になることもある。
仮に1か月以上も戦列を離れることになれば、マキロイは来月13日から米ウィスコンシン(Wisconsin)州のホイッスリング・ストレイツGC(Whistling Straits Golf Course)で開催される第97回全米プロゴルフ選手権(2015 PGA Championship)でも、大会連覇の可能性がついえることになる。(c)AFP