【7月7日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)は6日、男子シングルス4回戦が行われ、大会第2シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は6-2、6-2、6-3で第20シードのロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)に快勝し、 準々決勝に駒を進めた。

 33歳のフェデラーは、ここまでの試合で一度もブレークを許しておらず、この日も1時間26分で試合に決着をつけた。

 また、ブレークポイントに直面したのはここまでたったの2度、ダブルフォールトもわずか3度とミスを最小限に抑え、史上最多となる8度目の大会制覇と、オープン化以降最年長での戴冠を狙っている。

 フェデラーが最後にブレークを許したのは、フィリップ・コールシュライバー(Philipp Kohlschreiber、ドイツ)と対戦したゲリー・ウェバー・オープン(Gerry Weber Open 2015)の1回戦となっている。

「みなさんのリターンがひどいのかな?」とおどけたフェデラーは、「今大会には、あまり不安がない状態で臨めた」と続けた。

「ハレ(Halle、ゲリー・ウェバー・オープン)では、1回戦で簡単に負ける可能性があった。タイブレークで4-5に追い込まれていたからね。球足が速く、夜の試合で、足も滑りやすかった。あれに勝てたのは幸運だったよ」

「あれを切り抜けてからは、本当に感覚が良くなって、安定したサーブを打てるようになった。1ポイントに集中するんだ。特に芝では、それが重要だ。自分でも良い仕事をしていると思う」

(c)AFP/Dave JAMES