【7月1日 AFP】女子サッカーW杯カナダ大会(FIFA Women's World Cup 2015)に出場する日本代表の佐々木則夫(Norio Sasaki)監督は30日、義理の息子がイングランド出身で、家庭内で複雑な状況にあることを明かしながらも、2大会連続の決勝進出に自信をみせた。

 エドモントン(Edmonton)のコモンウェルス・スタジアム(Commonwealth Stadium)で行われるイングランドとの準決勝を7月1日に控え、佐々木監督は、「私の娘の夫がイングランド人なのです。だから現在、家庭内にはちょっとしたいさかいがあります」と語った。

 世界ランク4位の日本は、今大会で唯一5戦全勝の成績を残しているが、W杯で喫した最後の敗戦は、優勝した2011年大会でイングランドに0-2で敗れた試合となっている。

 日本はまた、2007年大会でもイングランドと対戦しており、結果は2-2の引き分けに終わっている。

 しかし、佐々木監督は、世界ランク6位のイングランドよりも日本は「技術で優位」に立っており、バンクーバー(Vancouver)で行われる5日の決勝に進出できると確信している。

「私が監督に就任して以降、日本はイングランドに一度も勝っていませんが、今回は負ける気がしません」

「選手の精神状態は良好で、複数の得点を奪える細かい技術も持っています」

「われわれは間違いなくバンクーバーに戻ります。私はそう信じています。日本の選手の方が優れています」