【6月25日 AFP】欧州宇宙機関(European Space AgencyESA)は24日、海王星ほどの大きさの太陽系外惑星「グリーゼ436b(Gliese 436b)」の想像図を公開した。水素の雲を放出する惑星は、まるで尾をひく巨大な彗星のよう。

 グリーゼ436bは地球からわずか30光年に位置する太陽系外惑星で想像図の右に描かれている赤色矮星「グリーゼ436(Gliese 436)」を公転している。水素の雲は、グリーゼ436の強烈な放射線の影響によりグリーゼ436bから蒸発してできたもの。太陽系外惑星の周辺でこのような大規模な現象が観測されたのは初めてだという。(c)AFP