【6月23日 AFP】シリア東部デリゾール(Deir Ezzor)県で22日、イスラム過激派組織「イスラム国(Islamic StateIS)」が、イスラム教の断食月「ラマダン(Ramadan)」の昼間に食べものを口にしたとして、少年2人の手首を縛り、はりからつるす懲罰を与えたことが分かった。

 英非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」が住民の証言として明らかにした。少年たちは正午ごろロープでつるされ、夜遅くなってもまだそのままになっていたという。少年たちの体には「断食破りは許されない」と書かれた札がつけられていた。(c)AFP