【6月15日 AFP】米国防総省は14日、米軍が前夜リビアで実施した空爆について、日本人を含む38人が死亡した2013年1月のアルジェリア天然ガス施設襲撃事件の首謀者とされるモフタール・ベルモフタール(Mokhtar Belmokhtar)容疑者を狙ったものだったと明らかにした。

 国防総省のスティーブ・ウォーレン(Steve Warren)報道官は声明で、13日夜にリビアで行われた対テロ空爆の標的がモフタール・ベルモフタール容疑者だったこと、空爆を行ったのが米軍機だったことを認めた。ただ、ベルモフタール容疑者がこの空爆で死亡したというリビア暫定政府の発表については確認せず「現在、作戦の結果を評価している。適宜、詳細な情報を提供していく」と述べた。(c)AFP