【6月11日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)会長選挙への立候補を表明したジーコ(Zico)氏が、10日に行われた会見で、元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)が副会長に就任する可能性もあると、ジョークめかして語った。

「白いペレ」の異名を持つも、現役時代はW杯での栄光をつかめなかったジーコ氏は、1986年のメキシコW杯で優勝を果たしながらも、その後禁止薬物の使用で出場停止処分を受けた経験を持つマラドーナ氏には、サッカー界の首脳陣に加わる小さなチャンスはあると語った。

 ジーコ氏は、マラドーナ氏はサッカー界でその名をはせているとし、もし同氏が求めるのであれば、その名前が「推挙される」のは当然のことだとコメントした。(c)AFP