【6月8日 AFP】米航空宇宙局(NASA)などは7日、火星探査機マーズ・リコネサンス・オービター(Mars Reconnaissance OrbiterMRO)に搭載された高解像度撮像装置(High Resolution Imaging Science ExperimentHiRISE)が今年3月30日に近接撮影した、シレーン地溝帯(Sirenum Fossae)の周辺地帯にある衝突クレーターの画像を公開した。このクレーターは切り立った縁辺部によって縁どられ、噴出物も良好に保存されていることから、地質学的には比較的最近形成された「新しい」クレーターとされている。(c)AFP