【6月1日 AFP】サッカー日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ(Vahid Halilhodzic)監督は1日、今月行われるイラクとの親善試合と2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)アジア2次予選のシンガポール戦に向けた招集メンバーを発表した。

 欧州組を多数招集したハリルホジッチ監督は、小国シンガポールに対しても強力な布陣で挑む。

 16日にさいたまで行われるアジア2次予選の初戦に臨む日本の中心には、本田圭佑(Keisuke Honda)と香川真司(Shinji Kagawa)が名を連ねる見込みとなっている。この一戦を前に、11日には横浜でイラクとの親善試合が行われる。

 昨季、ガンバ大阪(Gamba Osaka)で国内3冠に貢献し、今季J1(Jリーグ1部)でも12試合10得点とゴールを量産する宇佐美貴史(Takashi Usami)や、岡崎慎司(Shinji Okazaki)も再招集され、さらにその岡崎の所属するマインツ05(Mainz 05)でまもなくチームメートとなる武藤嘉紀(Yoshinori Muto)もメンバー入りを果たした。

 アジア2次予選のグループEに入った日本は、シンガポールに加えてアフガニスタン、シリア、カンボジアと同組に入った。アフガニスタンとシリアとの敵地での試合は、両国の情勢不安に伴う安全保障上の問題により、中立地で行われることになっている。