【5月26日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2015)は25日、女子シングルス1回戦が行われ、前回覇者で大会第2シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は6-2、6-4でエストニアのカイア・カネピ(Kaia Kanepi)に快勝した。

 シャラポワは、国別対抗戦フェドカップ(2015 Fed Cup)では同胞として共に戦うビタリア・ディアトチェンコ(Vitalia Diatchenko)と2回戦で当たることが決まったが、喉の不調を理由に試合後のインタビューを拒否すると、コート・フィリップ・シャトリエ(Court Philippe-Chatrier)の観客から不興を買った。

 2012年大会女王で、2013年大会でもファイナリストとなっているシャラポワは、昨年もパリ(Paris)入りした際に風邪を引いており、その二の舞いを演じたくないと主張している。

「通常であれば、全選手がインタビューに応じて観客の前で質問に答えるのは分かります」

「それは当然のことですし、何も言い訳はしませんが、私は自分の義務を果たさなければなりません」

 カネピとの通算戦績を5勝0敗としたシャラポワだったが、この日は会場周辺に吹きすさぶ風に手こずらされる場面もみられた。(c)AFP/Dave JAMES