【5月10日 AFP】14-15ドイツ・ブンデスリーガ1部は9日、第32節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2014-15)準決勝第2戦を控えるバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は、FCアウクスブルク(FC Augsburg)に0-1で敗れ、公式戦4連敗を喫した。

 バイエルンは試合序盤にGKホセ・マヌエル・レイナ(Jose Manuel Reina)が退場処分になると、後半にはアウクスブルクのラウル・ボバディージャ(Raul Bobadilla)に決勝点を奪われ、バルセロナとの大一番に向けてチームの士気を高めることはできなかった。

 すでにリーグ優勝を決めているバイエルンは、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)と対戦したドイツカップ(German Cup 2014-15)で準決勝敗退に終わると、続くバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)とのリーグ戦でも敗戦を喫した。

 そしてバルセロナとの準決勝第1戦では、リオネル・メッシ(Lionel Messi)に2得点を奪われるなど0-3の完敗を喫し、12日にホームで行われる準決勝第2戦では、逆転突破に向けて厳しい任務と向きあうことになる。

 フランク・リベリ(Franck Ribery)とアリエン・ロッベン(Arjen Robben)を故障で欠くバイエルンのジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、「バルセロナに敗れたあと、数的不利の状態で80分間を戦うのは簡単なことではない」と語った。

 グアルディオラ監督はまた、バルセロナとの第2戦について言及し、「ゴールを奪いにいくことだけに集中すれば、われわれは大量失点を喫することになるだろう」とコメントしている。

「われわれは落ち着きを保ちながら、試合をコントロールしなければならない」

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