ボコ・ハラム拠点からさらに人質160人を救出、ナイジェリア
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【4月30日 AFP】ナイジェリア軍は30日、同国北東部のサンビサ森林地帯(Sambisa Forest)にあるイスラム過激派組織「ボコ・ハラム(Boko Haram)」の拠点から、新たに160人の人質を救出したとAFPに述べた。
ナイジェリア軍の広報担当者、サニ・ウスマン(Sani Usman)氏は「正確な人数は現在確認中だが、暫定的な人数としては、さまざまな年齢の女性約60人と子ども約100人を救助した」と語った。
ウスマン氏によると、戦闘で女性1人が死亡し、救出した人質のうち8人が負傷した。また兵士1人が死亡し、4人が負傷したという。
ナイジェリア軍は28日にも、ボコ・ハラムの拠点から少女200人と女性93人を救出したと発表していた。
ウスマン氏は、救出された人質の中に、昨年4月に学校から拉致された少女219人は含まれていなかったと述べている。一方、ナイジェリア国防省は、拉致された少女たちが含まれていないかどうかはまだ判断できないとしている。(c)AFP