【4月27日 AFP】ミック・シューマッハ(Mick Schumacher)が、26日に行われたADACドイツF4選手権(ADAC Formula 4 Championship)で初優勝を飾った。

 モートルシュポルト・アレーナ・オッシャースレーベン(Motorsport Arena Oschersleben)で行われたレースで、2番グリッドにつけていたミックは、ミスのない走りでレースを支配した。

 フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)で7度の総合優勝を誇るミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)氏を父に持つミックは、19番手でスタートした25日のデビュー戦で9位に入ると、26日午前に行われたレース2では12位でフィニッシュし、午後のレース3で優勝を果たした。

 カートで成績を残してきたミックは、今年ファン・アメルスフォールト・レーシング(Van Amersfoort Racing)と契約し、ADACドイツF4選手権でデビューを飾った。

 父のミハエル・シューマッハ氏は、2013年12月に仏アルプス(French Alps)で生命の危機に直面するスキー事故に遭遇して以来、療養中となっており、この日は祖父のロルフ(Rolf Schumacher)氏が孫の活躍を見守った。(c)AFP