ボクシング「世紀の一戦」のレフェリーがベイレス氏に決定
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【4月22日 AFP】5月2日に行われるフロイド・メイウェザー・ジュニア(Floyd Mayweather Jr.、米国)対マニー・パッキャオ(Manny Pacquiao、フィリピン)の世界ウエルター級王座統一戦のレフェリーに、ケニー・ベイレス(Kenny Bayless)氏が指名された。21日、ネバダ州運動協会(NSAC)が発表した。
またNSACからは、試合のジャッジがバート・クレメンツ(Burt Clements)氏、デーブ・モレッティ(Dave Moretti)氏、グレン・フェルドマン(Glenn Feldman)氏の3人になることも発表されている。
同州ラスベガス(Las Vegas)のMGMグランド・ガーデン・アリーナ(MGM Grand Garden Arena)で行われる今回のビッグマッチは、過去最高となる興行収入4億ドル(約480億円)を記録することが予想されている。
米スポーツ専門チャンネルESPNは、64歳のベイレス氏の報酬が推定2万5000ドル(約300万円)、ジャッジ3人がそれぞれ2万ドル(約240万円)になると伝えている。
ベイレス氏はこれまで、パッキャオ戦7試合、メイウェザー戦5試合、両者合計で12試合を担当している。
その中には、過去のペイ・パー・ビュー(PPV)の収益1位と2位の記録を作った2013年のメイウェザー対サウル・アルバレス(Saul Alvarez、メキシコ)、2007年のメイウェザー対オスカー・デラホーヤ(Oscar De La Hoya)の試合も含まれている。
パッキャオ戦では、ファン・マヌエル・マルケス(Juan Manuel Marquez、メキシコ)との2試合、2014年に行われたティモシー・ブラッドリー(Timothy Bradley、米国)の試合などを担当している。
パッキャオのトレーナーを務めるフレディ・ローチ(Freddie Roach)氏は、この決定を歓迎し、デーリー・テレグラフ(The Daily Telegraph)に対して「これだけのビッグファイトだし、みんなが公平なファイトを望んでいるだろう。そうすることができると思う」とコメントした。(c)AFP