【4月22日 AFP】スキージャンプ男子のアンデシュ・ヤコブセン(Anders Jacobsen、ノルウェー)が21日、家族と過ごす時間を増やすため、12年の現役生活に終止符を打つ決断をした。

 ノルディックスキー世界選手権(Nordic World Ski Championships 2015)の男子団体でノルウェー代表として金メダルを獲得した30歳のヤコブセンは、2010年のバンクーバー冬季五輪でも銅メダリストに輝いている。

 W杯で通算10勝を挙げたヤコブセンは、1月1日に独ガルミッシュ・パルテンキルヘン(Garmisch-Partenkirchen)で行われたジャンプ週間(Vierschanzentournee)第2戦で、最後の優勝を飾った。

 私生活では、プロとしてのキャリアを始める前に配管工として働いた経験があり、2人の子どもがいる。(c)AFP