【4月17日 AFP】今月中にも誕生との期待が高まっているウィリアム英王子(Prince William)とキャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)の第2子について、同国ブックメーカー(公認賭元業者)各社は16日、女の子の可能性が高いと予想した。さらに名前の一番人気には、「アリス(Alice)」が挙がっているという。

 ブックメーカー各社は、1歳のジョージ王子(Prince George)に続いて生まれるロイヤルベビーは、弟よりも妹の可能性が高いと予想。そうなれば夫妻は男女一人ずつの子どもを授かることになる。

 大半のブックメーカーで一番人気となっている名前は「アリス」で、それを小差で「シャーロット(Charlotte)」と「エリザベス(Elizabeth)」が追っている。

 ブックメーカーの一つ、パディー・パワー(Paddy Power)は、「アリス」のオッズを「6/4」としている。これはつまり、4ポンド(約710円)を賭けて当たれば6ポンド(約1070円)の配当金が得られ、賭け金の4ポンドも払い戻される。

 これを追う「シャーロット」は6/1、「エリザベス」は7/1、続く「ビクトリア(Victoria)」が14/1、「アレクサンドラ(Alexandra)」が16/1、そしてウィリアム王子の亡母の「ダイアナ(Diana)」が20/1となっている。

 別のブックメーカーのラドブロークス(Ladbrokes)では、「女児」のオッズを8/13、「男児」を6/5としている。同社広報担当はAFPに対し、「9割近くが女の子に賭けられている」と明かした。

 一方男の子の名前としては、「アーサー(Arthur)」や「ジェームズ(James)」、「アレクサンダー(Alexander)」が人気だという。(c)AFP