【4月15日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は14日、キューバに対するテロ支援国家指定の解除を承認し、議会に通告した。ホワイトハウス(White House)が発表した。

 オバマ政権は昨年、冷戦(Cold War)以来、敵対関係が続いていたキューバとの国交正常化に向けた交渉を開始し、テロ支援国家の指定解除を検討していた。

 指定解除は、45日以内に議会からの反対がなければ発効し、キューバの共産主義政権との国交正常化における主要な障害の一つが取り除かれることとなる。

 米国は1982年にキューバをテロ支援国家に指定。これが解除されれば、指定を受けている国はイラン、スーダン、シリアの3か国のみとなる。(c)AFP/Andrew BEATTY, Jo Biddle