【4月13日 AFP】14-15イタリア・セリエAは12日、第30節の試合が行われ、ASローマ(AS Roma)は1-1でトリノ(Torino FC)と引き分け、3位に順位を落とした。

 前日の試合でユベントスがパルマ(Parma FC)に0-1でまさかの敗戦を喫していたため、ローマは敵地でのこの試合に勝利すれば勝ち点差を11に縮めることができたが、両チーム譲らず、1-1の引き分けに終わるという結果に終わった。

 後半12分にアレッサンドロ・フロレンツィ(Alessandro Florenzi)のPKで先制したローマだったが、マキシ・ロペス(Maxi Lopez)のゴールですぐに同点とされると、数多くあったチャンスを最後までものにできず、トリノと勝ち点1を分け合った。

 この結果、ユベントスとの勝ち点差は13までしか縮まらず、またラツィオ(SS Lazio)がエンポリ(Empoli)に快勝して8連勝を飾ったため、ローマは1つ順位を落として3位に後退している。

 ローマのルディ・ガルシア(Rudi Garcia)監督は、伊スカイ・スポーツ(Sky Sport Italia)に対して「チームのパフォーマンスには満足している。24本のシュートを打ったが、もう少し正確さが必要だった」とコメントした。

 ラツィオの好調ぶりを考えれば、ローマはこのまま3位に落ち着く可能性もある。それは同時に、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)にはプレーオフから出場しなければならないことを意味するが、ガルシア監督は「ラツィオの2位は問題ない。大切なのはシーズンが終わったときにどうなっているかだ」と語った。(c)AFP