【4月8日 AFP】14-15フランス・リーグ1は7日、第25節の延期分が行われ、ASモナコ(AS Monaco)は0-0でモンペリエ(Montpellier HSC)と引き分け、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)出場圏内に浮上するチャンスをふいにした。

 ここで勝利していれば、モナコは勝ち点で3位のオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)と並ぶことができたが、今季リーグ戦7試合を残し、モナコは勝ち点55でマルセイユに同2差をつけられている。

 14日から始まる欧州チャンピオンズリーグ2014-15(UEFA Champions League 2014-15)準々決勝でユベントス(Juventus)と対戦するモナコにとって、モンペリエ最大のチャンスであったルーカス・バリオス(Lucas Barrios)のPKが失敗に終わったことは、不幸中の幸いだった。

 サンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)戦でも1-1のドローに終わったモナコは、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)から首位の座を奪うことは現実的に厳しいものの、欧州カップ戦出場は堅い位置につけている。

 多忙のモナコは、この試合を再び延期するようリーグ側に求めていたが、その要望は聞き入れられなかった。モナコは次戦で、リーグ12位のカーン(SM Caen)と対戦する。(c)AFP