【4月3日 AFP】米フロリダ(Florida)で2日、白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン(Ku Klux KlanKKK)」のメンバーとみられる3人が、黒人受刑者を釈放後に殺害する計画を立てていたとして逮捕された。このうち2人は刑務所の看守だった。

 3人のうち2人はフロリダ州矯正更生局(Florida Department of Corrections)職員のトーマス・ジョーダン・ドライバー(Thomas Jordan Driver)容疑者(25)とデービッド・エリオット・モラン(David Elliot Moran)容疑者(47)。フロリダ連邦地検によると、元刑務所職員のチャールズ・トーマス・ニューコム(Charles Thomas Newcomb)容疑者(42)とともに逮捕された。

 3人は、ドライバー容疑者とトラブルになった黒人受刑者が釈放された際に、報復として殺害しようとしていた疑いがもたれている。

 州矯正更生局のジュリー・ジョーンズ(Julie Jones)氏は、逮捕された職員2人は「迅速」に解雇したと米テレビNBCに語った。(c)AFP