【3月9日 Relaxnews】欧州とアジア、中東、カリブ海の国々を結ぶ長距離路線をわずか99ユーロ(約1万3000円)で運航する航空会社がさらにもう1社登場したことにより、航空業界に大変革が起きようとしている。

 ユーロウィングズ(Eurowings)は、ノルウェー・エアシャトル(Norwegian Air Shuttle)やアイスランドLCCのWOWエア(WOW Air)に続き、長距離の大西洋横断路線を信じられないほどの低運賃で運航する超格安航空会社の仲間入りを果たした。これは、空の旅における新時代の幕開けかもしれない。

 ドイツのケルン(Cologne)とボン(Bonn)を拠点にするユーロウィングズは、今月4日から8日の日程で開催されたドイツ旅行見本市「ベルリン国際ツーリズム・マーケット展(ITB Berlin)」の中で、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)、タイのバンコク(Bangkok)やプーケット(Phuket)、キューバのバラデロ(Varadero)、ドミニカ共和国のプンタカナ(Punta Cana)の各都市とドイツを結ぶ路線を、10月から最安99ユーロで運航すると発表した。

 就航時にはワイドボディのエアバス(Airbus)A330-200型機2機を投入し、その後、7機に増やす予定。現在、10月25日以降の便の予約が可能だ。(c)Relaxnews/AFPBB News