【3月4日 AFP】フランスの裁判所は3日、首都パリ(Paris)の上空で無人機を飛行させたカタールの衛星テレビ局アルジャジーラ(Al-Jazeera)の英国人記者(34)に対し、罰金1000ユーロ(約13万4000円)の支払いと無人機没収の有罪判決を言い渡した。

 記者は先月、他のジャーナリスト2人と共にパリ西端にあるブローニュの森(Bois de Boulogne)で無人機を飛ばし、身柄を拘束された。他2人はその後に釈放されたが、記者は有罪を認めていた。フランスの法律では首都上空で無人機を飛ばすことは違法とされている。

 3人が逮捕される前、パリでは2夜連続で上空を飛行する無人機が目撃されていた。しかし、関係筋によると3人はブローニュの森以外での無人機の飛行には関与していないという。(c)AFP