【2月25日 AFP】米国選抜と欧州選抜による男子ゴルフの対抗戦、第41回ライダーカップ(The 41st Ryder Cup)で、デービス・ラブ3世(Davis Love III)が米国チームの主将を務めることになった。

 自身がチームを率いた2012年の第39回ライダーカップ(The 39th Ryder Cup)で、世紀の逆転負けを経験したラブは、名誉挽回のチャンスを与えられたことになる。

 また、8人の出場選手は、フェデックス・カップ(FedEx Cup)プレーオフ最終戦のザ・ツアー選手権(THE TOUR Championship)終了後に発表されるという。

 昨年の第40回ライダーカップ(The 40th Ryder Cup)では、ツアー選手権の前にメンバーが発表されたことで、最終戦のコンディションに鑑みることができなかった。

 2012年大会で、米国チームは2日目まで10-6とリードを奪いながら、最後は13.5-14.5で逆転負けを喫した。欧州選抜はかつてない逆転劇で米国選抜を破り、大会連覇を達成した。

「ライダーカップで再び勝利するため、米国チームの主将として、国を代表することに興奮している」としたラブは、「チームを編成する上で、このポジションに就けることは名誉。しかし、任務はそこで終わらない。2016年、ヘーゼルティン・ナショナル・ゴルフクラブ(Hazeltine National Golf Club)で未来の米国チームの礎を築かなければいけない」と意気込みを語った。

 米国選抜は、ライダーカップの過去10大会でわずか2勝しか挙げられておらず、ここ7大会では6敗に終わっている。(c)AFP