【2月23日 MODE PRESS WATCH】2014年秋冬にデビューした「ジースターロウ(G-Star RAW)」の長期プロジェクト、「ロゥ・フォー・ザ・オーシャン(RAW for the Oceans)」の初春夏コレクションが販売される。

 同プロジェクトは、プラスチックごみを海洋から取り除くとともに、プラスチックが環境に与える影響への関心を高め、代替品を作り出す取り組みだ。ファレル・ウィリアムス(Pharrell Williams)の協力のもと、バイオニックヤーン(Bionic Yarn)社、ヴォルテックス・プロジェクト(Vortex Project)、パーリー・フォー・ザ・オーシャン(Parley for the Oceans)の連携で、海洋に投棄されたプラスチックをリサイクルして作られた、丈夫かつ高性能な繊維を使用している。

 最新コレクションでは、メンズ、ウィメンズともに、プロジェクトのマスコット「オットー・ザ・オクトパス(Otto the Octopus)」をモチーフにしたオーガニックなフォルムをアレンジして千鳥格子に似たプリント柄を施したウォッシュ加工のデニムボンバーと、ディストレス加工のジーンズが主役。その他のアイテムにもプリントやグラフィック、刺繍などで「オットー・ザ・オクトパス」が登場し、遊び心に溢れるラインアップ。帽子、ショートパンツ、女性向けのプレイスーツや、ウルトラ ソフトなTシャツやスウェットなども幅広く取り揃えている今回のコレクションは、2月半ば、3月半ば5月半ばの3回に分かれて順次発売される。

■関連情報
・RAW for the Oceans 公式HP:http://rawfortheoceans.g-star.com/
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