【2月26日 Relaxnews】中国・北京(Beijing)市の交通機関でこのほど、トランジットカードとヘルスモニターを兼ねたリストバンド型のウエアラブル機器が導入された。

 中国国営新華社(Xinhua)通信のウェブサイト「新華網(Xinhuanet)」によると、この新しい非接触式ICパスは携帯電話と無線接続が可能で、利用者はバックパックやハンドバッグの奥にあるトランジットカードを探す必要がなくなる。

 北京市政交通カード有限公司(Beijing Municipal Transportation Card Co.)が発行するこのICパスは、発券売り場の長い列を解消することを目的に、モバイル機器を介してチャージすることが可能となっている。残高情報もモバイル機器で見ることができる。また、ヘルスモニターとしても利用でき、健康関連の推奨事項を教えてくれる。

 同パスはすでに168人民元(約3200円)で販売されており、中国国内の400の都市で利用可能になる見込みだ。(c)Relaxnews/AFPBB News