【2月9日 AFP】14-15イタリア・セリエAは8日、第22節の試合が行われ、ASローマ(AS Roma)は2-1でカリアリ(Cagliari Calcio)に勝利した。

 レアンドロ・パレデス(Leandro Paredes)の終盤のゴールで、4試合続いた引き分けを終わらせたローマは、首位ユベントス(Juventus)との勝ち点差を7に戻し、優勝に望みをつないだ。

 ユベントスは前日、リーグ得点王のカルロス・テベス(Carlos Tevez)の今季14得点目などでACミラン(AC Milan)を本拠地で3-1と下し、ローマとの勝ち点差を暫定で10に広げていた。

 しかしローマも、4試合連続の引き分けで停滞し、さらに数人の主力選手を欠く状況のなか、サルデーニャ島(Sardinia)遠征で苦しみながらも勝利を収めた。

 タイトル獲得をたびたび宣言しているルディ・ガルシア(Rudi Garcia)監督は試合後、引き分けが続いたのは対戦相手への敬意を欠いたからだという批判に対し、「私の発言が傲慢に思えたとしても、私たちが人間らしさを欠いているわけではない」とコメントした。

 ジャンフランコ・ゾラ(Gianfranco Zola)監督の下、立ち直りの気配が見えるカリアリとの試合にあたって、ローマはアレッサンドロ・フロレンツィ(Alessandro Florenzi)、コスタス・マノラス(Kostas Manolas)、ダニエレ・デ・ロッシ(Daniele De Rossi)、ケヴィン・ストロートマン(Kevin Strootman)、フアン・マヌエル・イトゥルベ・アレバロス(Juan Manuel Iturbe Arevalos)、ジェルヴィーニョ(Gervinho)、セイドゥ・ドゥンビア(Seydou Doumbia)が全員出場できなかった。

 そのためこの日の3トップは、体調不良をおして出場した主将のフランチェスコ・トッティ(Francesco Totti)を中央に、右には18歳のダニエレ・ベルデ(Daniele Verde)、左にはアデム・リャイッチ(Adem Ljajic)が配置された。