【1月31日 AFP】ケニア陸連(AK)は30日、女子マラソン界で同国トップランナーのリタ・ジェプトゥー(Rita Jeptoo)に対し、ドーピングにより2年間の資格停止処分を科したと発表した。

 ケニア陸連がAFPに伝えたところによると、ボストン・マラソン(Boston Marathon)とシカゴ・マラソン(Bank of America Chicago Marathon)で2連覇を飾っている33歳のジェプトゥーは、赤血球を産生する禁止薬物のエリスロポエチン(Erythropoietin、EPO)を使用し、AサンプルとBサンプルはともに陽性だった。出場停止期間は2014年10月30日から2016年10月29日までとなっている。

 東アフリカの長距離王国であるケニアでは、ドーピングスキャンダルがその功績に影を落としているが、ジェプトゥーほどのトップランナーのドーピングはこれまでなかった。(c)AFP