【1月13日 Relaxnews】昨年退任を発表した「グッチ(Gucci)」のクリエイティブ・ディレクター、フリーダ・ジャンニーニ(Frida Giannini)が、当初予定されていた時期より一か月早くブランドを去ったという。

 フリーダは、今月19日に発表されるメンズコレクションと2月25日のウィメンズコレクションを手がける予定だったが、それを待たずに退任したとされる。両コレクションはインハウスのデザインチームが手がけるという。

 「グッチ」のマルコ・ビッザーリ(Marco Bizzarri)社長兼CEOは声明で、「私はこの機会に、フリーダ・ジャンニーニがクリエイティブ・ディレクターとして過ごした9年間、彼女がグッチに多大なる貢献をしてくれたことに改めて感謝の意を述べます」とコメントした。

 フリーダの退任により、後任についての憶測がさらに広まっている。「グッチ」の現アクセサリー部門ヘッドデザイナーのアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)がクリエイティブ・ディレクターに昇格するという噂がある一方、「ケリング(Kering)」傘下の「アルチュザラ(Altuzarra)」を手がけるジョセフ・アルチュザラ(Joseph Altuzarra)やLVMHグループ傘下の「ジバンシィ(Givenchy)」でクリエイティブ・ディレクターを務めるリカルド・ティッシ(Riccardo Tisci)らの名前も挙がっている。(c)Relaxnews/AFPBB News