【1月2日 AFP】スキージャンプW杯2014-15は1日、独ガルミッシュ・パルテンキルヘン(Garmisch-Partenkirchen)で男子個人第11戦、ジャンプ週間(Vierschanzentournee)第2戦が行われ、ノルウェーのアンデシュ・ヤコブセン(Anders Jacobsen)が合計286.0点で優勝した。

 29歳のヤコブセンは、2012-13シーズンのジャンプ週間でも、オーベルストドルフ(Oberstdorf)での初戦と、ガルミッシュ・パルテンキルヘンでの第2戦を制した。

 五輪で通算4つの金メダルを獲得しているシモン・アマン(Simon Ammann、スイス)は、合計279.4点で2位。3位には、合計276.9点でスロベニアのペテル・プレヴツ(Peter Prevc)が入った。

 ジャンプ週間で2度の総合優勝を経験し、ガルミッシュ・パルテンキルヘンで3勝を挙げているオーストリアのグレゴア・シュリーレンツァウアー(Gregor Schlierenzauer)は、2本目で139.5メートルの大ジャンプを記録したが、合計275.7点で惜しくも表彰台を逃した。

 初戦で優勝したオーストリアのステファン・クラフト(Stefan Kraft)は、合計270.0点で6位に終わったものの、総合順位では首位に立っている。

 葛西紀明(Noriaki Kasai)は、1本目に133.5メートル、2本目に137.5メートルを記録し、合計269.7点で8位だった。葛西は、ジャンプ週間2戦を終えて、総合5位につけている。

 ジャンプ週間の第3戦は、4日にオーストリアのインスブルック(Innsbruck)で行われる。(c)AFP