【1月1日 AFP】ボクシング、WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦が31日、東京・大田区総合体育館で行われ、アルゼンチンのイスラエル・ペレス(Israel Perez)の挑戦を受けた王者の内山高志(Takashi Uchiyama)が9回終了後にTKOで勝利、9度目の防衛を果たした。

 35歳のベテランは、ボディーへの攻撃を中心に確実にダメージを与え、ガードを下げることはなかった。また、8回と9回には連打でペレスをコーナーに追い詰めた。

 10回にリングに戻ることができなかったペレスは、内山にTKOを献上した。

 WBA世界ライトフライ級では、挑戦者の田口良一(Ryoichi Taguchi)がペルーの王者アルベルト・ロセル(Alberto Rossel)を判定で下し、新チャンピオンとなった。

 左ボディーでダウンを奪った田口は、「本当に信じられない。言葉になりません」と喜びを表現した。

 WBA世界スーパーフライ級では、河野公平(Kohei Kono)がドミニカ共和国のノルベルト・ヒメネス(Norberto Jimenez)と引き分け、初防衛に成功した。

 河野は試合後、「初防衛をして、まだボクシングが続けられる。本当にうれしい」とコメントした。(c)AFP