■女子種目の活性化を

 ライバルのマイヤーズは、ハンフリーズの実力をよく知っている。ソチ冬季五輪の女子2人乗りでは、ハンフリーズらカナダ組に敗れ惜しくも銀メダルに終わったマイヤーズだが、先週末に米レイクプラシッド(Lake Placid)で行われたW杯の同種目では、ハンフリーズを抑え優勝を飾った。

 両選手は、今週末のW杯で女子と男女混合の2種目に挑戦し、洗礼を受けることになるだろう。

 12年前にスキーからボブスレーに転向したハンフリーズは、2010年のバンクーバー冬季五輪で金メダルを獲得、今年はソチ(Sochi)で連覇を果たした。

 ハンフリーズは、世界選手権の女子2人乗りを2度制すると、W杯でも2度の総合優勝を経験しており、今後も女子の種目を離れるつもりはないという。

 また、五輪の種目に女子4人乗りが追加されることを強く望んでいる。

「私は男子選手と戦うことに抵抗がないけど、すべての女子選手がそうとは限らないから」

(c)AFP