【12月10日 AFP】米中央情報局(CIA)がジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)前政権下で行っていた過酷な尋問の詳細な内容について、ブッシュ氏が初めて報告を受けたのは開始から4年後だったことが、米上院情報特別委員会(Senate Intelligence Committee)が9日に発表した報告書により明らかになった。

 全500ページある報告書の40ページ目によれば、ブッシュ前大統領は「おむつの着用を強制され、天井に鎖でつながれている収容者の画像」に「不快感を示した」という。CIAがブッシュ前大統領に「強化された尋問手法」について最初に報告したのは2006年4月8日だった。

 CIAは国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の最高指導者だったウサマ・ビンラディン(Osama bin Laden)容疑者の右腕とされていた同組織の幹部、アブ・ズベイダ(Abu Zubaydah)容疑者のほか、湾岸地域でのアルカイダの活動を主導していたとされるアブド・ラヒム・ナシリ(Abd al-Rahim al-Nashiri)容疑者など、一部の容疑者らに対し、2002年から拷問を行っていたとされている。(c)AFP