【12月1日 AFP】「世界エイズデー(World AIDS Day)」の1日、インド北部アムリツァル(Amritsar)で学校の生徒たちが人文字でエイズ啓発運動の象徴「レッドリボン」を描いた。

 国連合同エイズ計画(UNAIDS)によると、インドは、AIDS(エイズ、後天性免疫不全症候群)を引き起こすHIV(ヒト免疫不全ウイルス)の感染者が13年末時点で世界で3番目に多く、その数は約250万人に上るという。

 世界保健機関(WHO)の報告によれば、インド政府は04年以降、HIV感染者に抗レトロウイルス薬を無償提供しているが、これを受け取っているのは12年時点で、治療を受ける資格のある人のわずか50%にとどまっている。(c)AFP