【11月28日 AFP】14NFLは27日、第13週の試合が行われ、フィラデルフィア・イーグルス(Philadelphia Eagles)が33-10でダラス・カウボーイズ(Dallas Cowboys)とのNFC東地区対決を制し、単独首位に立った。

 イーグルスは、QBマーク・サンチェス(Mark Sanchez)が正確なタッチダウンパスだけでなく、自らもランで得点に成功したほか、守備でも圧倒的な強さをみせて今季の成績を9勝3敗とした。一方、敗れたカウボーイズは8勝4敗としている。

 イーグルスのRBルショーン・マッコイ(LeSean McCoy)は、「今日の試合で俺たちが勝つとは誰も思っていなかった」とし、「チームはずっと批判されてきた。特に俺自身がね」とコメントした。

「誰が何と言おうと関係ない。ロッカールームで俺たちはお互いを信じている。それこそが大切なんだ」

 チームのオフェンスラインを信頼するマッコイは、タッチダウンラン1本を含め25回のキャリーで合計159ヤードを記録した。

 マッコイは、オフェンスラインについて、「俺にはボディーガードがいた。今日は、彼らが素晴らしい仕事をしてくれた」と絶賛している。

 イーグルスは、サンチェスが29本中20本のパスを成功させて合計217ヤードを記録するなど、第1クオーターに14-0とリードを広げると、その後は一度も追随を許さず、感謝祭の祝日に行われた試合での連勝も6に伸ばした。

「良い位置につけた」と語ったサンチェスは、「この現状に浸りたいけど、甘んじてはならない」と気を引き締めた。

 イーグルスはまた、カウボーイズのQBトニー・ロモ(Tony Romo)の連続タッチダウンパス記録を38試合で止めたほか、ラン獲得ヤード数でリーグトップのマルコ・マレー(DeMarco Murray)を100ヤード以下に抑えた。

 ロモは29本中18本のパスを通して合計199ヤードを記録したが、2本のインターセプトを許し、チームもホーム3連敗を喫した。(c)AFP