【11月22日 AFP】14-15NBAは21日、各地で試合が行われ、クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)は78-91でワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)に敗れ、レブロン・ジェームズ(LeBron James)を中心としたチーム作りが完成していないことを露呈させたキャブスは、3連敗を喫している。

 ジェームズとカイリー・アービング(Kyrie Irving)がそれぞれ22得点を記録したキャバリアーズだが、この日は今シーズン最低の得点で敗北を喫し、ここまで5勝6敗と低迷している。一方のウィザーズは、ジョン・ウォール(John Wall)が28得点の活躍をみせ、8勝3敗と戦績を伸ばした。

「これから大変だ」と話したジェームズは、「僕らにはやらなきゃいけない仕事がある」と気を引き締めた。

「今はいらだっているが、明日にはこれも収まるだろう。それが僕さ。明日は新しい一日だ」

 レギュラーシーズン最優秀選手(MVP)に4度輝いているジェームズは、2010年にキャバリアーズからマイアミ・ヒート(Miami Heat)へ移籍した。そして今夏、アービングやケビン・ラブ(Kevin Love)といった新たな仲間と共に、デビッド・ブラット(David Blatt)ヘッドコーチ(HC)率いる新星キャブスへの復帰を果たした。

 今季ここまで、キャブスの「ビッグ3」は実力を発揮し切れていないようだ。

 アービングは、「修正点だね。チームとして協力しなくてはいけない。重要なのは、諦めずに努力していくことだ」と語っている。

「なるだけ早く、状況を理解しなければいけない。そして修正する。彼らを信用しているし、リーダーの一人として、これから良い試合をしていきたい」