【11月19日 AFP】マリフアナをこよなく愛した「レゲエの神様」故ボブ・マーリー(Bob Marley)さんの名前を冠した最高級マリフアナのブランドが登場することになった。18日に放送された米NBCの番組で、マーリーさんの遺族が明かした。

 ボブ・マーリーさんの娘のセデラ(Cedella Marley)さん(47)は番組内で、「お父さんがこの話に関わるのは当然だと思う」と話した。

 マリフアナの合法化が米国で徐々に進む中、「(ボブ・マーリーの)人生と伝説をベースにした上質のマリフアナ」をうたい文句にマリフアナブランド「マーリー・ナチュラル(Marley Natural)」を展開するのは、米ワシントン(Washington)州シアトル(Seattle)に本拠を置くプライベティア・ホールディングス(Privateer Holdings)社。

 マーリー・ナチュラルは、まずは米国で発売され、翌年には海外での販売が開始される見込みだという。

 1981年5月にがんのため36歳で亡くなったボブ・マーリーさんは、マリフアナをラスタファリ(Rastafari)主義にとって不可欠なものとして神聖視し、マリフアナの合法化を支持していた。

 プライベティア社はマーリーさんの遺族と協力し、2015年の後半にはマリフアナのバッズ(花穂)や大麻オイル、濃縮大麻といった商品を市場に投入したいとしている。(c)AFP