【11月12日 Relaxnews】近未来的な電動水上バイクが、工業デザインの世界に大きな波を起こしている──水上バイク「Quadrofoil」だ。

 Quadrofoilは、ゼロ・エミッションの水中翼船(ジェットフォイル)で、経済的な効率性が高く、環境に優しいレクリエーショナルな海上移動の手段だという。

 最高速度は時速40キロで一度の充電で移動できる距離は最大100キロ。湖や川、海での使用はもちろん、Quadrofoilは、モーターボートでの進入が禁止されている海洋保護区にも適しているという。

 Quadrofoilは、充電式バッテリーで駆動する電動式船外機の推進力と特殊ステアリングシステムにより、水面を「飛ぶ」ように進む。採用されている最新の技術で船体の安定を確保。水にすばやく反応し、船体のドリフトを防止する。

 スロベニアに本拠を置く開発チームは、気密性の高いトップモジュールと流体力学を活用した水中翼により、船体は「ほぼ沈むことはない」としている。現在、2015年3月に数量限定で出荷されるロット分のみ予約を受付けている。

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