【11月11日 AFP】バングラデシュの首都ダッカ(Dhaka)で10日、心と体の性別が一致しないトランスジェンダー(性別越境者)の人々を「第三の性」として認めた政府の決定からちょうど1年となったことを記念し、イスラム教徒が圧倒的多数を占める同国で初の「プライド・パレード」が開催され、1000人以上のトランスジェンダーの人々が街路を練り歩いた。

 バングラデシュで「ヒジュラ(Hijra)」と呼ばれるトランスジェンダーの参加者らは、「不名誉や差別、恐怖の日々は終わった」などと書かれた旗を掲げ、日頃にぎわいを見せるダッカの通りを、歌ったり踊ったりしながら行進。路肩には多くの見物人が集まった。

 同国のシェイク・ハシナ・ワゼド(Sheikh Hasina Wajed)政権は昨年11月10日、ヒジュラを「第三の性」として法的に認めた。これにより、同国ではパスポート(旅券)などの公文書の性別欄で男女以外の性別を選択することが可能になった。(c)AFP