【11月10日 AFP】14-15イタリア・セリエAは9日、第11節の試合が行われ、ユベントス(Juventus)が7-0でパルマ(Parma FC)に大勝した。

 選手を入れ替えた首位ユベントスは、フェルナンド・ジョレンテ(Fernando Llorente)、カルロス・テベス(Carlos Tevez)、アルバロ・モラタ(Alvaro Morata)がそれぞれ2得点を記録し、パルマを一蹴した。

 ユベントスの大勝劇は、アスコリ(Ascoli Calcio)に7-0で圧勝して以来31年ぶりとなっている。

 ここ数週間でパトリス・エヴラ(Patrice Evra)、クワドォー・アサモア(Kwadwo Asamoah)、アンジェロ・オビエンツェ・オグボンナ(Angelo Obinze Ogbonna)が故障により戦線離脱したため、ユベントスのマッシミリアーノ・アレグリ(Massimiliano Allegri)監督は、システムの再編を余儀なくされていた。

 この試合でアレグリ監督は、前線にジョレンテとテベス、ロベルト・ペレイラ(Roberto Pereyra)を配置すると、右サイドバックにシュテファン・リヒトシュタイナー(Stephan Lichtsteiner)、左サイドバックにシモーネ・パドイン(Simone Padoin)を起用した。

 そしてアンドレア・ピルロ(Andrea Pirlo)を休ませた中盤には、クラウディオ・マルキジオ(Claudio Marchisio)、ポール・ポグバ(Paul Pogba)、ロムロ(Romulo Borges Monteiro)を並べた。

 ユベントスの大量得点は前半23分から始まり、ポグバがペナルティーエリアの外から放ったシュートのこぼれ球をジョレンテがチップショットで押し込むと、同29分にリヒトシュタイナーが追加点を奪い、さらに同36分にはリヒトシュタイナーのクロスからジョレンテがこの日2得点目となるゴールを決めた。

 そして迎えた後半、ユベントスはテベスが同15分までに2得点を記録すると、ジョレンテに代わって途中出場を果たしたモラタも2得点を挙げ、パルマを圧倒した。(c)AFP